千と千尋の神隠し|映画の考察と感想!いつ観ても新しい発見がある!

千と千尋の神隠し アイキャッチジブリ映画

ジブリ映画の千と千尋の神隠しの映画の考察と感想をまとめました。

この千と千尋の神隠しの映画はいつ見ても新しい発見があります!

年齢を重ねてもう一度見てみることで、また新しい千と千尋の世界観に浸れるのではないでしょうか!

千と千尋の神隠し|映画の考察・いつ観ても新しい発見がある!

千と千尋の神隠しの面白いポイント、お勧めできるポイントは無数にありますが、あえて2つに絞るなら「視聴者の年齢によって物語の見え方が変わる点」「謎が残る点」です。

まずは「視聴者の年齢によって物語の見え方が変わる点」について。

私は小学生の頃と高校生の頃、そしてつい最近になってから、千と千尋の神隠しを視聴したのですが、年齢を重ねるごとにこの物語への感じ方がかなり変わっていくことに驚きと感動を覚えました。

小学生の時は、千尋の冒険談として、単純に面白く視聴していたように思えます。

そして高校生になってからは、普通の小学生でしかなかった千尋が、異界の地でたったひとり、どれだけ頑張っていたか、そしてそれがどれだけ偉いことなのかが分かり、エンタメ的な面白さよりも千尋の内面に感動するようになりました。

そして社会人になってからは、千尋のフォローする周囲の人たちの優しさ・強さに感動し、自分もこういう大人になりたい、と思うようになったのです。

きっとさらに5年後・10年後に見たら、また違った感動を私に与えてくれると思います。

千と千尋の神隠しは、それほどまでに繊細で深い作品なのです。

次に「謎が残る点」についてです。

千と千尋の神隠しという物語は、決してすべてを説明してくれるわけではありません。

カオナシとは結局なんだったのか?ハクはあの後どうなったのか?など、この物語に残された謎を数え上げればキリがないほどです。

しかし、それらの謎についてついつい考察を重ねてしまうこともまた、この作品の魅力のひとつ。

多くの謎が遺されているからこそ、人によって違う解釈が生まれる…だからこそ、これほど多くの人を惹きつけ続ける作品なのだと思います。

千と千尋の神隠し|映画の感想と学び

私はこの映画から、本当にたくさんのことを学びました。

まずは、努力することの美しさです。

神々の世界に迷い込んだ千尋は、両親を豚に変えさせられ、人ならざる者が集う油屋で労働することになってしまいます。

まだ小学生の千尋は最初、雑巾がけすらも人に後れを取り、他の仕事においてもドジばかり踏んでしまいます。

それでも千尋はひたむきに仕事にあたり続けます。

オクサレ様にまつわるエピソードが最たる例です。

彼女は決して手際よく仕事ができませんが、千尋なりにオクサレ様の様子をよく見て、オクサレ様の求めるものを推察し、それを叶えてあげようと一生懸命に奮闘します。

そんな彼女の姿を見たからこそ、リンをはじめ油屋の大人たちも彼女に加勢したのです。

たとえ上手くできなくても、ひたむきに努力する。

そんな姿が、周りの人の胸を打ち、結果的に強い絆が生まれるのだと思います。

また、この作品からは、大人というもののあり方も学びました。

最初は一人きりだった千尋でしたが、リン、釜爺、おしら様(大根のような見た目の神様です)など、彼女の周りには彼女をサポートする大人たちも登場します。

彼らは千尋を手放しに庇護する存在ではありませんが、要所要所で千尋をサポートし、アドバイスをしたり、何かができたときには褒めたりします。

孤独な千尋が折れずに頑張り抜けたのは、両親を人間に戻すという使命感やハクの存在ももちろん大きかったでしょうが、リンや釜爺といった彼女をサポートする大人の存在もあったからではないでしょうか。

千と千尋の神隠しを見ていると、リンや釜爺に「私もこんな大人にならなければ」という教訓を貰えるような気がします。

千と千尋の神隠しの作品情報

千と千尋の神隠しの映画の作品情報をまとめています。

製作:2001年
上映時間124分
配給:東宝
監督・原作・脚本:宮崎駿

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まとめ

千と千尋の神隠しは、本当の意味で老若男女問わず、すべての人に見てもらいたいと思える作品です。

子どもに見せれば純粋に面白いエンタメ作品として楽しんでもらえるでしょうし、大人に見せれば異常なまでの映像美とミステリアスなストーリー、そしてキャラクターたちの深い人間性にきっと感動してもらえるでしょう。

また、この作品ひとつで物語が完結していながら、作中では描かれていない部分についても思いを馳せてしまう、そんな魅力が深い作品でもあります。

作画もストーリーも本当に細やかなので、きっと何度も観たくなってしまいます。そして観るたびに、きっと新たな発見ができるでしょう。ストーリー面でもそうですが、作画面でも同じことが言えます。

たとえば、千と千尋の神隠しの中でも隠れた人気を誇るキャラクター・オオトリ様(ヒヨコの姿をした神様です)。

何匹かで固まって温泉に浸かっている愛らしいシーンが有名ですが、実は彼らが登場するシーンはそこだけではありません。

なんと、千尋が神々の世界に迷い込んだ直後にも、その姿を確認できるのです!

彼らは他にも、背景の賑やかし要因としてちょくちょく登場しますし、ラストシーンでもその姿を確認することができます。

このように、1体1体のキャラクターが使い捨てではなく、シーンを変えて何度も登場するのがこの作品の魅力のひとつです。

観るたびに「あっ、このキャラクターって、このシーンにも出ていたんだ!」という類の発見ができるのもこの作品の面白いところで、ここがこの作品を何度見ても飽きない理由のひとつになっています。

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