もののけ姫の映画の感想と考察!多様な考え方を受け入れられるようになる

もののけ姫ジブリ映画

「もののけ姫」は自然が舞台のジブリ作品の中でも人気の映画です!

今回はそんな、もののけ姫の映画をみた感想と考察についてを書きました。

多様な考え方について考えさせられた学びについてもご紹介します。

もののけ姫の映画の感想と考察!

この「もののけ姫」のお勧めできるポイントは、「生きていく上で対立するのは避けれないが、共存しあう道もある」ことです。

まず主人公「アシタカ」についてです。

彼は最初から最後まで、何も悪いことをしていないのです。

村におりたときに腕が暴走し人を傷つけてしまっていますが、相手側から攻撃されているので仕方ないでしょう。

その呪いを受けた原因も、彼の故郷であるエミシの一族を祟り神から守った結果です。

一族を守った勇者が、何故村を出ていかなければならないのでしょうか。

人柄も実力もある若者を出ていかせなければならない他の者たちは、さぞ絶望したのではないでしょうか。

理不尽な運命に翻弄されるアシタカですが、彼はその人柄と実力により、たたら場でも気に入られます。

エボシ御前にも言われていますが、真っ直ぐすぎるが故に、人も動物も見捨てることができません。

だからこそアシタカは、対立しあうたたら場とサン達の間に入ることができました。

アシタカがいなければ、きっとどちらかが滅んでいたのではないでしょうか。

また、首を撃ち取られ暴走し探すシシガミ様に首を返すシーンは、とても感慨深いものです。

サンとアシタカが呪いを受けながらも、真っ直ぐな純粋な瞳で返したからこそ、シシガミ様は再び森に生命を宿したのではないでしょうか。

私利私欲にはしり、どちらかを滅ぼそうとするエボシ御前やジコ坊などでは、この結末にはならなかったでしょう。

サンは自分を捨てた人間や森を破壊する人間を憎んでいましたが、アシタカに出会い、それまでの価値観が変わります。

最後に、「アシタカは好きだ、でも人間を許すことはできない」という心の底からの本音を言います。

人間は嫌いだ、と言っていた最初の頃からは大きな変化です。

きっと、アシタカがいるからこそ共存への道が拓けたのではないでしょうか。

もののけ姫の映画からの学び!

この「もののけ姫」から学んだことは、「何かを得ようとするには必ず犠牲がともなうものである、しかしその犠牲は決して意味のないものではない」ということです。

時代背景は昔の日本、室町時代あたりでしょうか。

まだ自然がたくさんあり、多くの動物が生きていた時代です。

そして山の神と恐れられるほどの巨大な動物、群れをなす動物、高い知性をもつ動物などがいました。

祟り神などという呪いも、本当にあったことなのではないかと疑うくらい自然な世界観が描かれています。

描かれる森や木も川も動物も綺麗でリアルで、すぐそこに生きているかのようでした。その綺麗な自然を破壊して開発しようとするのが「エボシ御前」です。

男顔負けの大胆さ、呪いなど物ともしない度胸は見習いたいです。

そしておそらくハンセン病患者と思われる包帯の者たちを、石火矢製作に携わらせていました。

たたら場の女たちも元は売られてきた女たちです。

そんな社会的弱者を決して見捨てないところは、エボシが女として壮絶な人生を生きてきたからこそだと思うのです。

倭寇の頭を討ち取り帰ってきた女には怖いものなどないのでしょう。

自分本位に見えるようでもありますが、彼女は世界を変えようとしていました。女や病気の者は弱いものとして差別を受ける理不尽な世界です。

たたら場を使い、弱者も武器を作り扱えるようにし、強者にたいし立ち向かえるようにしたのです。

しかしシシガミは森を覆いつくし、たたら場を破壊してしまいました。

エボシ御前は片腕を失いながらも、たたら場さえも失ってしまっても、決して諦めてはいませんでした。

ここからまた始めよう、と前を向いているのです。

それからは動物たちとも少しは共存しようとするのではないでしょうか。

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まとめ

この映画は凝り固まった価値観に縛られている人達に観てもらいたいです。

例えば「女は家にいて家事をしろ、男は働け」という性による生き方を強要する人達です。

たたら場でのシーンは特に魅力がつまっています。女性が元気な村が良いというアシタカの台詞は、働く彼女たちにとって格別に嬉しい台詞だったでしょう。

確かに、現代でも女性が元気で共働き、家事育児も2人や周りでサポートする、という形でうまくいく夫婦が多く見受けられます。

それほど今は価値観が多様になってきています。また、「病気や出身地などで差別する人」にも観てもらいたいです。

ハンセン病患者とみられる包帯の者たちが生き生きと仕事をしている、なかなか現実では起こり得なかった光景ではないでしょうか。

過去には、病気や出身地が原因で理不尽な扱いを受けていた人達がたくさんいました。何の根拠もなく、拷問されたり隔離されたり、酷い環境だったと思います。

そんななかでの「エボシ御前」の果たした役割はとても大きいものです。

誰もが平等に生きていくことができる社会は、現代でも難しいこともあります。

人によって好きな食べ物も嫌いな食べ物もちがうように、嗜好は人それぞれで良いと思います。

ただ「慣れ」というものがないと無意識に異質に感じてしまうのが当たり前だと思います。

特別扱いせず、それを普通だと思える社会に、皆慣れていけばいいと思うのです。

色々書きましたが、この映画を観て凝り固まった価値観を一回捨て去り、新しい考え方も受け入れれば、そこからまた素晴らしい世界が生まれるということを知って欲しいです。

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